2010年09月14日

03.スポーツ

オレンジカップ小学生バレー

1日目の優勝を飾った貴志川 - オレンジカップ小学生バレー

1日目の優勝を飾った貴志川

県内の強豪が紀の川市に集う第10回オレンジカップ小学生バレーボール大会(岩城利規大会会長)が11、12の両日、市立打田体育館を主会場に開かれた。予選1位チームが激突したAブロックの1日目決勝では地元貴志川が、川辺流星にリードを許す厳しい展開から寒川主将を中心に果敢な攻撃で挽回、セットカウント2―1で逆転優勝を飾った。大会は2日間それぞれ決勝が行われ2日目は南部が制し、完全Vの期待を集めた貴志川は惜しくも準優勝だった。 しんぽう写真館はこちらから


1日目は32チーム、2日目は36チームが参加。4チームずつの予選リーグの後、各順位決定トーナメントで熱戦が繰り広げられた。 1日目のAブロック決勝では3人のアタッカーを擁する貴志川と川辺流星が顔を合わせた。試合開始早々から川辺が先に得点を挙げ貴志川が追う接戦となった。中盤、貴志川は北村のスパイク、寒川の速攻が決まり14―14の同点としたが、川辺の強烈なスパイクに再びリードを許しわずか2点差で第1セットを失った。第2セットも川辺が主導権を握ったまま、貴志川には苦しいゲームとなったが、湯川の力強いスパイク、北村のフェイントなどで終盤に追い付くと、20―19と1点リードで迎えたセットポイントでは、湯川監督の起用に応えピンチサーバーの茶原が鮮やかなサービスエースを決め、セットカウントで並ぶだけでなく、一気に貴志川のムードが高まった。

15点先取の第3セットは、序盤から貴志川がリズムをつかみ4―0と川辺を圧倒、はつらつとした本来の動きを取り戻した6人がコートを駆け回り15―7で、優勝を決めた。

2日目の決勝では、連日の優勝が注目された貴志川の前に全国大会ベスト16の南部が立ちふさがった。寒川のサービスエースで先制したものの、高さスピードともに南部の攻撃はすさまじく、懸命にレシーブする貴志川は劣勢のまま8―21で第1セットを落とした。第2セットも南部が着実に得点を重ねたが、貴志川も全員でボールをつなぎ抜群の粘りを発揮、左右どちらからでもスパイクが打てる寒川の巧みな攻めが相手をほんろう、6点差まで迫ったが南部のパワーの前に11―21のセットカウント0―2で涙をのんだ。貴志川メンバーは次の皆さん。

▽監督=湯川博之▽主将=寒川永遠▽選手=湯川琴未、北村真帆、栗本真帆、大東由衣、茶原沙紀、山本ひな莉

直川が連日4位入賞

2日間入賞の直川 - オレンジカップ小学生バレー
2日間入賞の直川

オレンジカップ小学生バレーボール大会は、2日間で延べ68チームが激突した。予選1位チームが駒を進めたAブロックに2日間進出したのは、貴志川と直川(和歌山市)のわずか2チームだけで、直川は連日4位に入賞した。

両日ともに序盤戦のリズムがつかめず苦戦した直川は、いずれもトーナメントの初戦で惜敗したが、敗者戦の2試合で持ち前のパワーを発揮。4位決定戦では1日目にフルセットの末、美浜ひまわりを破り、2日目は有田キッズにセットカウント2―0で快勝した。2日間で11試合を戦い、その内4試合がサドンデスを含むフルセットという緊張の連続で、選手たちには心身ともにハードな大会となった。直川メンバーは次の皆さん

▽監督=大塚栄男▽主将=山﨑心晴▽選手=平田菜月、馬場麻友夏、柿平侑莉、別所沙樹、小嶋莉央、林花泉、前果音、小野夏来、谷村奈穂、小嶋紗永、平田涼羽、山下比奈里、仲川真菜美、別所愛心、前麗菜、前奈桜





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