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果敢な走塁で3点目を挙げる中和インサーツ |
本社後援の第42回和歌山日曜野球秋季大会(大道眸運営委員長)が26日に毛見の県営紀三井寺球場で開幕した。開会式の入場行進では子どもたちも参加する家庭的な雰囲気が溢れ、40年以上にわたって継続してきた大会が選手、スタッフだけでなく家族の応援が支えとなっていることを印象付けた。初日は1試合のみで、相手の失策を見逃さず果敢な走塁を発揮した中和インサーツが3―1でナイトローズを破り、11月28日の決勝まで2カ月間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。
今大会にはYKS、リョウズの新鋭2チームが加わり32チームによるトーナメント戦が行われる。
開会式であいさつに立った大橋建一大会会長は「国体が千葉で開催されているが、5年後には和歌山でも開かれる。地元でもいろんなスポーツが盛んになり中でも野球は、やって楽しく見ても楽しいスポーツだ。猛暑も過ぎ日曜野球にはこれからが最高のシーズンを迎え、選手の皆さんの健闘を願う」と激励。選手を代表してナイトローズの辻本浩光主将が「スポーツマンシップにのっとり正々堂々戦う」と力強く宣誓した。
始球式は投手を和歌山市の宇治田清治市議、捕手を山下直也県議会副議長と両大会副会長が務め、ムードを盛り上げた。
ナイトローズと中和インサーツのオープニングゲームは、序盤から投手戦となったが中和は4回裏、2死から死球で出塁した橋本が連続盗塁で3塁に進み、相手投手の暴投で先制点を挙げた。続く5回裏には1死2、3塁からこの回2つ目の暴投が飛び出し、3塁から徳永、2塁から橘が一気に生還、わずかな守りの隙を突く好走塁で勝利を決めた。
ナイトローズも5回表、2死1塁から横出繁が左中間を抜き同点としたが、あわやランニング本塁打の打球は中和の連携に本塁手前で憤死、勝ち越しはできず、5回時間切れで涙をのんだ。
《1回戦》
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
ナイトローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
中和インサーツ | 0 | 0 | 0 | 1 | 2x | 3 |
【10月3日の試合】せせらぎ東第2球場=1ジャグラーズ―SSブルームス(午前8時半)2マミーンズ―ブレイブス(10時)3我翔TRUTH―トワイライトエキスプレス(11時半)4染工タイガース―Stars(午後1時)
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