2010年11月10日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

紀美野で4連カラスウリ

珍しいカラスウリを見つけた菅原さん

珍しいカラスウリを見つけた菅原さん

海南市多田の主婦、 菅原てる美さん (60) が、 紀美野町梅本の道路わきで、 茎の部分に4つの実をつけた珍しい4連カラスウリを発見した。 県立自然博物館で植物を担当している学芸員の内藤麻子さんによると、 「こうなった原因は分かりませんが、 見たことない。 ちょっと珍しいかもしれない」 という。

カラスウリはウリ科で、 つる性の多年草。 草木などに絡みついて成長し、 卵のような実をつけ、 秋にはきれいな朱色に染まる。 通常はすだれ状に一つ一つ離れて実る。 この日は菅原さんが趣味の絵手紙の画材を探していたところ、 山の斜面で偶然、 このカラスウリを発見。 当時はまだ熟しておらず、 緑、 黄、 だいだい、 赤と4つとも色が違った。

驚いた菅原さんは 「宝石を見つけたみたい」 と興奮気味で家に持ち帰り、 モチーフにして絵手紙を完成させた。 菅原さんは 「今の季節は大好き。 楽しくて驚きの秋を見つけましたね」 とにっこり。





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