中学生ハンドボール、荒川が２年ぶり全国へ

紀の川市桃山町元の市立荒川中学校 (山本進校長) ハンドボール部女子がこのほど、 同市花野の打田体育館で開かれた県大会 (全7チーム出場) 決勝で、 那賀を21―14で下し優勝。 来年3月に富山県氷見市で開かれる 「第6回春の全国中学生ハンドボール選手権大会」 に、 2年ぶり3回目の出場を決めた。

決勝では荒川が前半苦戦し、 那賀に守備を崩され5点を追う展開。 しかし、 前半終了間際の残り10分から、 村嶋主将を中心に猛反撃し、 1点差にまで追いついた。 後半は荒川が強豪の強さを取り戻し、 試合の主導権を那賀に渡さなかった。

村嶋加奈主将 (14) は 「全国では失敗を恐れず、 積極的に挑戦するプレーで戦います」、 的場知嘉子顧問は 「走れ、 跳べ、 決めろを合い言葉に、 全国に向けて頑張ります」 とそれぞれ意欲。 山本校長は 「監督と選手が一致団結して勝ち取った優勝。 全国大会も頑張ってほしい」 とエールを送った。
荒川中学校ハンドボール部のメンバーは次の皆さん。

顧問=的場▽副顧問=高橋菜香▽主将=村嶋▽選手=大森美咲、 楠山花凜、 木戸穂波、 三木杏奈、 飯田りな、 狭間やよい、 坂本雅、 若林志帆、 池本亜未、 東田明莉、 鈴木美海、 岡前美波