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1回目のけいこには高校生6人が参加した |
華岡青洲生誕250年の節目に「青洲太鼓」を旗揚げしようと紀の川市の那賀地区で取り組みが始まった。同市では打田、粉河、桃山、貴志川の旧4町にそれぞれ和太鼓クラブがあるが、那賀地区にはなかった。青洲太鼓のお披露目は来年1月9日、同市西野山の青洲の里で開かれる「七草粥まつり」の予定。発起人の澤田照子代表(73)は「地元に和太鼓クラブを設立するのが夢でした。これを契機に町を盛り上げたい」と話している。
8日には、同市名手市場の那賀保健福祉センターで1回目のけいこがあった。指導者には、紀の川市南勢田の元市立那賀中学校音楽教諭の信定紀久子さん(59)が選ばれた。
奏者として参加したのは、中学の時に信定さんから和太鼓の指導を受けていたという現在高校2年生の6人。高校生たちは、約2年ぶりに打つ太鼓に初めとまどった様子だったが、信定さんの「声を出しながら思い出して」との指導で次第に当時のリズムや勘を取り戻し、息の合った音色を打ち鳴らした。
信定さんは「私も那賀地区に和太鼓クラブがあればと考えていました。まずはお披露目演奏目指し頑張ります」と話している。
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