2010年12月14日

03.スポーツ

ヤングリーグ春季大会県予選、打田タイガース2連覇

勝負強い打撃で2連覇を達成した打田タイガース - ヤングリーグ春季大会県予選、打田タイガース2連覇

勝負強い打撃で2連覇を達成した打田タイガース

ヤングリーグ全日本少年硬式野球連盟の第19回春季大会県予選決勝が11日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で行われ、和歌山打田タイガースが熊野を猛打で破り2連覇を飾った。打田は制球に苦しむ熊野の先発松本を攻め、2回に懸田の左犠飛で先制、3回には林(和)の左適時打でリズムをつかむと5回には西田、懸田の連続適時打などで5点を挙げ7―0の5回コールドで圧勝。3月26日に倉敷マスカットスタジアムで開幕する全国大会出場を決めた。

走者を背負い粘りの投球を見せた懸田 - ヤングリーグ春季大会県予選、打田タイガース2連覇
走者を背負い粘りの投球を見せた懸田

3回1死1、2塁から左適時打を放つ林(和) - ヤングリーグ春季大会県予選、打田タイガース2連覇
3回1死1、2塁から左適時打を放つ林(和)

◇決勝

TEAM12345
熊野000000
打田01105x7

決勝というプレッシャーからか両チームともにやや落ち着かない雰囲気で始まった序盤の2回表、熊野が無死から出した1塁走者を打田守備陣が鮮やかなサインプレーで封殺。危機を切り抜けた勢いはそのまま攻撃につながり、その裏打田は中村の右前打、西田の中前打で1死1、3塁とし、懸田の左犠飛で確実に1点を先制した。

3回には意表を突く楠本のセフティーバントを足掛かりに1死1、2塁から林(和)が左前へ運ぶ勝負強い打撃で1点を追加。

中盤で主導権を握った打田は5回、林(和)の左前打と3四球で1点を加えると、満塁から西田が左前に2点適時打、なおも2、3塁とし懸田が左前へダメ押し打を放ち2走者が還り7点差となりゲームセット、準決勝に続く2試合連続のコールドで制した。

打田のマウンドを任された懸田は走者を背負いながらも粘り強く投げ、ここ一番での内外野の堅守もさえ完封で締めくくった。

ことしの春夏に続いて3大会連続の全国切符を手にした平松監督は、「まだうちの野球ができていない。全国に向けて打撃ではバント、投手は投げ込みと基本を鍛え直して臨みたい」とした。田村主将は「点がほしいところでうまく打線がつながった。全国では優勝を目標に頑張る」と意欲を示した。県予選の結果と優勝ナインは次の通り。

◇準々決勝=熊野9―2和歌山ライオンズ◇準決勝=熊野6―2和歌山ホークス▽和歌山打田タイガース7―0和歌山ビクトリーズ(6回コールド)

《和歌山打田タイガース》代表=羽端久晴▽監督=平松弘次▽コーチ=大日向真一、平松弘光▽主将=田村侑士▽選手=吾妻凌太朗、西田修平、田中宏明、式地淳、林和杜、中村流斎、楠本龍三、源尾隆介、秦野祐輝、懸田大星、住岡佑真、西村悠聖、西浴大貴、山田龍、吉田光輝、須田元気、林直城、宮本拓、松本翔、稲垣和真、阪口峻哉、樫葉雅伊、松田峻佑、橋本進太郎





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