2010年12月28日

03.スポーツ

全中センバツ卓球県予選

粘り強さを見せたエース池上 - 全中センバツ卓球県予選

粘り強さを見せたエース池上

全国中学選抜卓球大会県予選会が25日、和歌山市土入の市民体育館で開かれ、男子決勝は東Aが東陽を3―2で下し、女子は岩出二Aが本宮を3―0で破って優勝、全国大会の切符を勝ち取った。両チームは3月26、27の両日、福井県営体育館で開かれる第12回全国中学選抜卓球大会に出場する。

同大会は1、2年生が参加。男女ともに団体戦で行われ、予選リーグの上位2位までが、決勝トーナメントに進出した。試合はシングルス4戦、ダブルス1戦で勝敗を決めた。

男子決勝は、東Aと東陽(田辺市)が顔を合わせた。1セットを先取された東Aは西垣が冷静な試合運びで試合を組み立て、要所でロングサーブを決めるなどで2セット目を奪った。続くダブルスを落としたが、シングルスでエース池上が本調子ではないものの粘りのプレーで競り勝ち、2―2の同点。最終セットは西が力強いスマッシュを次々に決めて相手を圧倒。ストレートで勝利を飾った。

西垣主将は「チームが一つになって勝ち取った全国大会。1試合でも多く試合をしたい」と意気込んだ。

実力を発揮した1年生エース椎﨑 - 全中センバツ卓球県予選
実力を発揮した1年生エース椎﨑

女子決勝は岩出二Aが本宮(田辺市)と激突した。1年生エース椎﨑がキレのあるドライブを中心に持ち前の攻撃的なプレーを披露。ストレート勝ちで第1セットを先取した。さらに1年生の井上が軽快なフットワークですきを与えず、力の差を見せつけて連取に成功。次のダブルスも木村、中岡が息の合ったプレーを展開。サーブで崩し、3球目で仕留める得意の形で試合を運び、勝利に貢献した。予選リーグを通じて与えたセット数はわずか1。レベルの高さを見せつけた。

山﨑主将は「今まで練習してきたことを発揮できた。全国大会は万全の状態で優勝を狙いたい」と力強く話した。

【男子】1東A2東陽3緑丘、明和

男子優勝の東Aメンバー - 全中センバツ卓球県予選
【東中学校A】主将=西垣鉄也▽選手=阪口壮汰、田口直豊、松尾和真、池上裕登、西クラウディオ寛希、稲田成貴、井内稜介

【女子】1岩出二A2本宮3南部A、大成

女子優勝の岩出二Aメンバー - 全中センバツ卓球県予選
【岩出第二中学校】主将=山﨑瑞季▽選手=椎﨑楓花、井上柚、木村紗智、中岡綾那、槇谷美優





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