久保選手と初蹴り

明治大学からJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉に入団する県出身の久保裕一選手(22)が3日、自身が所属していた地元紀の川市の貴志川サッカースポーツ少年団の初げりに訪れた。同チームから誕生したプロ選手を一目見ようと、子どもだけでなく保護者やOBなど約300人が足を運んだ。

初げりは試合を中心に行われ、子どもたちは久保選手と対戦。プロが繰り出すプレーを肌で感じていた。久保選手は、慣れ親しんだグラウンドを懐かしみながら、和んだ雰囲気の中、6時間にわたって汗を流した。

初げりの後、久保選手のサインがもらえるじゃんけん大会も実施され、会場は大いに盛り上がった。
久保選手は「次の最後の公式戦では、県大会出場ができるように全力で悔いの残らないよう頑張ってください。応援しています」と後輩たちにエールを送っていた。