2011年01月12日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

海南市北野上地区あいさつ運動で子どもの標語看板

あいさつ運動の輪

あいさつ運動の輪を広げようと、 海南市の北野上補導連絡協議会 (山本喜志夫会長) は10日、 地元の子どもたちが考えた4つの標語の看板を通学路に設置した。 平成16年にも実施している活動で、 当時の小学1年生が中学校に進学する6年間を区切りに新しい標語を募集していた。 看板は前回の物と合わせて9枚になった。

新しい標語で作られた看板
新しい標語で作られた看板

同協議会では平成16年に、通学路に立って子どもを見守るあいさつ運動を開始。6年間が経過し、初めは照れていた子どもも自分から進んであいさつするようになるなど、徐々に活動の成果が出ている。

今回、新しい標語を募集したところ、北野上小学校と東海南中学校の計107人から応募があった。協議会では先月、選考委員会を開いて審査。結果、小学校の部は宗絢哉君(8)の「あいさつは心のこもったおくりもの」、久保田大和君(10)の「おはようは きょういちにちの はじまりだ」、中尾早希さん(12)の「『おはよう』と笑顔で言ってる君がすき」、中学校の部は田端彩那さん(14)の「あいさつで地域の笑顔広げよう」 に決定した。宗君は「ぱっと考えついた。選ばれてすごくうれしい」、久保田君は「工夫したのは優しい気持ちを表したところです」、中尾さんは「自分の標語がみんなに見てもらえるのがうれしい」、田端さんは「あいさつすると楽しい。地域で笑顔というフレーズをどうしても入れたかった」とそれぞれ笑顔で話した。

あいさつ運動は今後も続け、6年後にまた新しい標語を募集する予定という。山本会長は「子どもたちが大人になってもあいさつできる、優しい人になってくれるのが願い。あいさつを通じ、 住んで良かったなと思える地域づくりを続けていきたい」 と話している。





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