2011年01月27日

00.社会

県文でアートのわ展

アートのわ展

力作の立体作品が並ぶ会場

子どもも大人も、 障害のある人もない人も一緒に作品を展示する 「アートのわ展」 が31日まで、 和歌山市の県民文化会館展示室で開かれている。

「さまざまな人が隔たりなくアートのわ(輪)でつながることができれば」 との思いから生まれた作品展で、 ことしで4回目。 同市や有田市で活動する絵画教室や書道教室に通う生徒ら約40人が 「動物」 をメーンテーマに、 絵画や木工、 立体造形など多彩な作品約150点を展示。

子どもたちの作品が中心で書道作品は、 文字で動物の表情や動き、 力強さが表現されている。 立体と書、 絵画が一体となった、 まるで森に迷い込んだような空間も。 また、 「暗闇ジャングルへようこそ」 と題した小部屋では、 蛍光塗料で描いた動物たちが暗い室内でブラックライトなどで照らされ、 訪れた人たちは楽しいアートの世界を体感していた。

岩出市東坂本の会社員、 林祐司さん(27)は 「書は力強く迫力を感じますね」 と見入っていた。 29、 30の両日はアクセサリーや木工の音楽隊作りなどの工作体験コーナーも設けられる予定で、 主催メンバーの一人、 谷口裕基子さん(48)は 「どれもアートの楽しさを表現した作品。 体験教室にもぜひ遊びに来てください」 と呼び掛けている。

午前10時から午後5時(最終日は3時まで)。 問い合わせは同館(TEL073・436・1331)。





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