2011年03月11日

00.社会

障がい者制度改革フォーラム

障がい者制度改革フォーラム

あいさつする吉田実行委員長

障害者や関係団体の声を国に届けようと、「障がい者制度改革フォーラムin和歌山~ひとりじゃないよ! みんなでつくろう希望の道~」(同実行委主催)が10日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、関係者ら約350人が参加した。

国では新しい障害者制度づくりに向け、「障がい者制度改革推進会議」を設置して議論を進めており、障害者基本法改正案が今国会に提出される見込みとなっている。フォーラムには同会議構成委員の森祐司氏と議長代理の藤井克徳氏を迎え、吉田喜代司実行委員長は「お二人にいろいろとご意見を述べさせてもらい、会議に採り入れていただければありがたい。私たちもこの機会に障害者福祉がどうあるべきか、互いに研さんし合い、今後の福祉活動の糧としよう」とあいさつした。

フォーラムでは県内13団体が意見発表。公共交通運賃の値下げ、全日本ろうあ連盟が提案する「情報・コミュニケーション法(仮)」の早期制定、要約筆記の派遣事業の充実など、地域の生の声をアピールした。最後に藤井氏へ同会議への意見書が手渡された。





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