2011年04月05日

03.スポーツ

ファミリーが初優勝、WTV旗県婦人バレーボール

チームをけん引したエース西口 - ファミリーが初優勝、WTV旗県婦人バレーボール

チームをけん引したエース西口

第37回県婦人バレーボール選手権が3日、和歌山市土入の市民体育館で開かれ、各支部を勝ち抜いた8チームが熱戦を展開。決勝は、和歌山市代表のファミリーが、那賀代表の貴志川クラブをセットカウント2―0で下し、悲願の初優勝を飾った。しんぽう写真館はこちらから


決勝は10年ぶりの出場で決勝まで駒を進めたファミリーと優勝候補の貴志川が対戦。第1セット序盤、ファミリーのセッター土井が左足を負傷するハプニングが発生。交代選手がいないファミリーは土井の負担を軽減しようとチームの結束力が強まり一挙に10連続得点。その後も勢いは衰えず21―13で第1セットを奪った。続く第2セットの中盤、貴志川の持ち前の攻撃力に圧倒され6―11と点差を広げられたが、エース西口のスパイクが要所でさく裂し、試合の流れを食い止めると、安定したサーブレシーブと粘り強いブロックも光り、終盤で同点に追いついた。リズムをつかんだファミリーは田中、板谷が立て続けに貴重なサーブポイントを挙げ、21―17で試合を決めた。

ファミリーの林田監督は「ここまでこれると思っていなかった。選手に感謝したい」と話し、西畑主将は「優勝できて最高の気分。セッターのけがでチームが一丸となれた」と振り返った。チームをけん引したエース西口は「みんなが一丸となって戦えたのが勝因。今までの試合で一番よかった。最高です」と笑みを浮かべた。

結果と両チームのメンバーは次の通り。

◇1回戦=X・X2(21―14、13―21、21―17)1千穂▽ファミリー2(21―16、21―15)0サンクラブ▽貴志川クラブ2(21―8、21―11)0箕島クラブ▽IVYクラブ2(21―18、23―21)0由良すいせん◇準決勝=ファミリー2(21―10、21―15)0X・X▽貴志川クラブ2(21―13、20―22、21―14)0IVYクラブ

初優勝したファミリーのメンバー - ファミリーが初優勝、WTV旗県婦人バレーボール
【ファミリー】監督=林田眞佐夫▽主将=西畑七絵▽選手=田中由佳、土井恵子、板谷智子、長瀬ひとみ、坂下世為子、教野安代、西口幸代、岡本奈菜

準優勝した貴志川クラブのメンバー - ファミリーが初優勝、WTV旗県婦人バレーボール
【貴志川クラブ】監督=岩橋正幸▽主将=井本雅代▽選手=湯浅真由、木野とくみ、長田安素香、野間晶子、平川貴子、藤戸千穂、今井昌子、田村美和、中前量子、長田和美、森貴子





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