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近畿大会出場を決めたサンクラブ |
第42回全国ママさんバレーボール大会県大会が15日、 紀美野町農村総合センターを主会場に開かれ、 地元海草支部代表のサンクラブ(海南市)が準優勝と健闘し、 近畿大会の切符を手にした。 補欠もいない9人だけのメンバーで大会に臨んだサンクラブは山田、 八幡を攻撃の軸に全員バレーを展開。 決勝では由良すいせん(日高)のパワーの前にセットカウント0―2で涙をのんだが、 最後まであきらめない全力プレーで会場を盛り上げた。
大会は県内8支部の代表18チームが参加し、 トーナメントで熱戦が繰り広げられた。 2回戦からのスタートとなったサンクラブは、 2Vクラブ(西牟婁)を2(21―17、 21―17)0で破り順当な滑り出しをみせた。 3回戦では吹上クラブ(和歌山市)とフルセットの接戦となったが、 勝負どころで山田の力強いスパイクがさく裂、 奥野和のサーブもさえ2(21―13、 18―21、 21―14)1で制した。
準決勝では吉備クラブ(有田)と対戦。 序盤からオープンで打つ山田だけでなく、 八幡の速攻も鮮やかに決まり、 主導権を握ったサンクラブが2(21―12、 21―14)0で快勝した。 初優勝を目指し3回目の決勝に進出したサンクラブは、 由良すいせんの若い力にリードを許し、 第1セットを9―21で失った。 第2セットも厳しい状況の中、 一つ一つのプレーを大切に9人全員でボールをつなぎ、 挽回を図ったがあと1歩届かず、 17―21で落とし惜敗した。
サンクラブは7月12日に京都で開かれる近畿大会の2位グループ戦に県代表として出場する。 同クラブの山田主将は 「近畿ではこれまで勝っていないので、 初戦突破が目標」 と笑顔で話した。 同クラブメンバー、 ほかの試合結果は次の通り。
《サンクラブ》主将=山田有香子▽選手=井道園子、 奥野みどり、 丸一賀江、 硲石公子、 奥野和希、 熊代美樹、 大﨑由美、 野島純子、 佐々木美香、 三浦利恵、 八幡さとみ
【試合結果】
◇1回戦=由良すいせん2(21―13、21―19)0オリオン▽ガイア2(21―10、21―18)0大浦
◇2回戦=由良すいせん2(21―10、21―15)0貴志▽オレンヂ2(21―19、16―21、21―18)1西和佐▽千穂2(21―12、21―17)0V9▽箕島2(18―21、21―9、23―21)1XX▽吹上2(21―14、21―13)0KIMI▽吉備2(21―18、10―21、 21―19)1ごぼうはまゆう▽ガイア2(21―15、18―21、22―20)1山北
◇3回戦=由良すいせん2(21―15、21―11)0オレンヂ▽箕島2(21―18、21―19)0千穂▽吉備2(16―21、21―19、21―17)1ガイア
◇準決勝=由良すいせん2(21―13、21―14)0箕島
◇3位決定戦=箕島2(21―15、21―5)0吉備
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