2011年05月17日

03.スポーツ

サンクラブ近畿大会へ ママさんバレー県大会

近畿大会出場を決めたサンクラブ

近畿大会出場を決めたサンクラブ

第42回全国ママさんバレーボール大会県大会が15日、 紀美野町農村総合センターを主会場に開かれ、 地元海草支部代表のサンクラブ(海南市)が準優勝と健闘し、 近畿大会の切符を手にした。 補欠もいない9人だけのメンバーで大会に臨んだサンクラブは山田、 八幡を攻撃の軸に全員バレーを展開。 決勝では由良すいせん(日高)のパワーの前にセットカウント0―2で涙をのんだが、 最後まであきらめない全力プレーで会場を盛り上げた。

大会は県内8支部の代表18チームが参加し、 トーナメントで熱戦が繰り広げられた。 2回戦からのスタートとなったサンクラブは、 2Vクラブ(西牟婁)を2(21―17、 21―17)0で破り順当な滑り出しをみせた。 3回戦では吹上クラブ(和歌山市)とフルセットの接戦となったが、 勝負どころで山田の力強いスパイクがさく裂、 奥野和のサーブもさえ2(21―13、 18―21、 21―14)1で制した。

準決勝では吉備クラブ(有田)と対戦。 序盤からオープンで打つ山田だけでなく、 八幡の速攻も鮮やかに決まり、 主導権を握ったサンクラブが2(21―12、 21―14)0で快勝した。 初優勝を目指し3回目の決勝に進出したサンクラブは、 由良すいせんの若い力にリードを許し、 第1セットを9―21で失った。 第2セットも厳しい状況の中、 一つ一つのプレーを大切に9人全員でボールをつなぎ、 挽回を図ったがあと1歩届かず、 17―21で落とし惜敗した。

サンクラブは7月12日に京都で開かれる近畿大会の2位グループ戦に県代表として出場する。 同クラブの山田主将は 「近畿ではこれまで勝っていないので、 初戦突破が目標」 と笑顔で話した。 同クラブメンバー、 ほかの試合結果は次の通り。

《サンクラブ》主将=山田有香子▽選手=井道園子、 奥野みどり、 丸一賀江、 硲石公子、 奥野和希、 熊代美樹、 大﨑由美、 野島純子、 佐々木美香、 三浦利恵、 八幡さとみ

【試合結果】
◇1回戦=由良すいせん2(21―13、21―19)0オリオン▽ガイア2(21―10、21―18)0大浦

◇2回戦=由良すいせん2(21―10、21―15)0貴志▽オレンヂ2(21―19、16―21、21―18)1西和佐▽千穂2(21―12、21―17)0V9▽箕島2(18―21、21―9、23―21)1XX▽吹上2(21―14、21―13)0KIMI▽吉備2(21―18、10―21、 21―19)1ごぼうはまゆう▽ガイア2(21―15、18―21、22―20)1山北

◇3回戦=由良すいせん2(21―15、21―11)0オレンヂ▽箕島2(21―18、21―19)0千穂▽吉備2(16―21、21―19、21―17)1ガイア

◇準決勝=由良すいせん2(21―13、21―14)0箕島

◇3位決定戦=箕島2(21―15、21―5)0吉備





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