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不老橋の周辺や石のすき間の草を引く参加者たち |
昨年国名勝に指定された「和歌の浦」を市民の手できれいにしようという第1回「クリーンアップ和歌の浦」が21日、和歌山市和歌浦中の不老橋と妹背山周辺で行なわれた。
和歌祭保存会、和歌浦連合自治会、NPO法人和歌の浦万葉薪能の会など12の団体が参加する初めての試み。草刈りがまや竹ぼうきなどを持参した二十数人が、歩道や不老橋周辺に生えた草を引くなどして汗を流した。特に干潟に取り残された空き缶やペットボトルが目に付くこともあり、12団体は「恥ずかしい和歌の浦は見せたくない」と今後毎月1回場所を決めて清掃していく予定。
同連合自治会の大道眸(ひとみ)会長(73)=同市和歌浦南=は、「今回は団体の人たちですが、今後は、住民に我が故郷にこんなにいいところがあるんだと関心をもってもらい、名勝の重みを感じてもらって、一緒にきれいにしていけたら」と話していた。
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