長山団地の女性らがチャリティーバザー

東日本大震災の被災地を応援しようと、紀の川市貴志川町長山の自治会館で22日、地元住民によるチャリティーバザーが開かれた。売上金11万5402円は(株)和歌山新報社(和歌山市福町)を通じて被災地に全額寄付する。

主催したのは同地区の女性でつくる「長山団地あすなろ女性学級」(佐藤勝子学級長)の会員18人。3月末ごろから団地内を回り、趣旨に賛同した住民から販売できる物品を集めた。会場では生活用品のほかケーキセットや焼きそばなども販売され盛況だった。

同団体の佐藤学級長(66)は「阪神淡路大震災の時も2日後にはおにぎりを作り送っています。たくさんの人の協力で大きな力になりました」と話していた。