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一般公開されている潜水艦救難艦「ちはや」 |
海上自衛隊の活動を広く知ってもらおうと、自衛隊和歌山地方協力本部は28日から、和歌山市の和歌山港中ふ頭岸壁で潜水艦救難艦 「ちはや」 を一般公開している。29日まで。
同艦は、日本に2隻しかなく、和歌山で公開されるのは初めて。ちはやは、全長128メートル、最大幅20メートル、乗員は約130人。小型の深海救難艇DSRV(全長12・3メートル)などを搭載している。平成13年にハワイオワフ島沖で発生した、愛媛県立宇和島水産高校の練習船 「えひめ丸」 と米海軍の原子力潜水艦が衝突した事件の際にも出動している。
今回公開されたのは、艦長が指令を出す艦橋やDSRVのドッグなど。初日は雨だったが、家族連れやファンら大勢が訪れ、子どもたちは艦長席に座って双眼鏡で海を見るなど楽しんでいた。
同本部募集課の森田功志広報班長は 「自衛隊に興味を持ってもらい、多くの人が自衛官を志してもらえたら」 と話していた。
公開は午前の部が8時半から11時(受け付けは10時半まで)、午後の部は1時から4時(同3時半まで)。29日は台風接近のため公開を中止する場合がある。
問い合わせは同本部(TEL073・422・5116)へ。
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