2011年07月04日

00.社会

「地域の体制が重要」和工で防災フォーラム

日本防災士会和歌山県支部

講演する照本さん

日本防災士会県支部(梅木直幸支部長)は2日、 和歌山市西浜の県立和歌山工業高校で 「防災フォーラム2011」 を開き、 和歌山大学防災研究教育センター特任准教授の照本清峰さんが 「東日本大震災から学ぶ」 をテーマに講演した。

会員や学校関係者、 地域の人ら約45人が参加。 照本さんは被災地の復旧の状況などをスライドで説明した。 照本さんは 「避難したのに犠牲になっている人がいる」 としてそういった避難の問題点を挙げ、 「リーダーの号令で地域全員が避難するような取り組みを」 と呼び掛けた。

また、 東海・東南海・南海地震について、 時間差で起こることも予想されるとし、 「広い地域で地震の影響を受けるので、 全ての地域で十分な支援をしてもらえないことが起こる」 と、 各地域で体制をつくることの重要性を強調した。





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