2011年07月11日

03.スポーツ

岩出3年ぶりV 県小学生ドッジ東不動産カップ

D1部門で3年ぶりの優勝を決めた岩出ガメラーズSP

D1部門で3年ぶりの優勝を決めた岩出ガメラーズSP

第21回夏の全国小学生ドッジボール選手権県大会 「東不動産カップ」 が10日、 和歌山市中之島の県立体育館で開かれ、 D1部門で岩出ガメラーズSPが3年ぶりの優勝を飾った。 準決勝で2連覇を狙った四箇郷を逆転で下した岩出は、 唯一3セットマッチで行われた決勝で、 高松キングファイターズに1セットを先取されながらも、 粘りと果敢な攻めで続く2セットを連取。 劇的な大逆転で全国切符をつかんだ。 ジュニア部門決勝も四箇郷が劣勢から藤並を猛反撃で破り、 選手たちの最後まで諦めないガッツが、 相次ぐ逆転のメークドラマとなった。 しんぽう写真館はこちらから
◇D1決勝
岩出2(6―8、9―3、9―5)1高松
大会は全国大会の予選となるD1とガールズのほかオープン、 ジュニアを加えた4部門に、 32チーム約500人が参加した。

試合はジュニア部門が7人制、 その他は12人制で、 D1決勝を除き、 全て1セット5分で実施。 ガールズ部門は、 高野口コンティニューガールズのみの参加で代表決定となり、 オープン部門は、 トーナメント戦で行われた。

D1とジュニアの両部門は、 予選リーグの後、 上位各2チームによる決勝トーナメントで白熱した試合が繰り広げられた。

D1決勝は、 前回優勝の四箇郷を1ポイント差で逆転した岩出と名草に6ポイント差で快勝した高松が顔を合わせた。 開始早々から高松の攻撃がヒット。 確実にポイントを挙げ、 8―6で第1セットを奪った。 後がない岩出は第2セット序盤から、 主将の鳥井や中林、 森口らを中心にスピードを生かした攻撃で、 次々にポイントを重ねた。 高松の力強い攻めにもチームワークでカバーし9―3で挽回、 フルセットに持ち込んだ。

第3セットも岩出の勢いは止まらず、 ピンチをしのぐたびに、 全員がVサインやガッツポーズを掲げムードを盛り上げ、 終盤追い上げた高松を9―5で振り切った。

全国大会は8月20、 21の両日、 東京体育館で開催される。 これまでの県代表の成績は、 岩出のベスト16が最高。

賞状を手に岩出の鳥井主将は 「みんなが気持ちを集中して、 どんなピンチにも諦めなかったのが、 優勝につながった。 全国でも悔いのないように頑張る」 とし、 前田監督は 「スタッフが多忙で、 子どもたちが自主的に練習することも多かったが、 いつもなら負ける展開で、 よく力を発揮した。 きょうの頑張りは頑張りとして、 全国へ向けて、 細かなミスをなくすように練習する。 期間は十分ある。 目標はベスト8」 と意欲を示した。

《岩出ガメラーズSP》監督=前田雄貴▽主将=鳥井蓮▽選手=野間広斗、 南彩音、 中林孝紹、 畑中真亮、 上田瑠威、 森口侑海、 山﨑玲奈、 石井祐成、 仮屋侑志、 広田晋一、 神前真美、 山﨑優





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