2011年07月19日

03.スポーツ

女子は美里が逆転V 県小学生バレーボール

美里・段木の力強いスパイク(ブロック決勝) - 女子は美里が逆転V 県小学生バレーボール

美里・段木の力強いスパイク(ブロック決勝)

第35回県小学生バレーボール男女大会が17日、紀の川市の貴志川体育館を主会場に開かれ、男子8、女子40チームが近畿大会出場を目指して白熱した試合を繰り広げた。初のブロック決勝に臨んだ美里は、第1セットを失いながらもエース段木を軸とした果敢な攻撃と寺中らの巧みなサーブで、川辺流星をセットカウント2―1の逆転で下し、創部5年目で念願の代表切符を手にした。他のブロックでは男子が岩出と紀の国VBC、女子は貴志川、STARSをはじめYOKO(伊都)、南部(日高)宇久井マリーンズ(東牟呂)が決定戦を制した。

上から男子代表・岩出、男子代表・紀の国VBC、女子代表・美里、女子代表・貴志川、女子代表・STARS - 女子は美里が逆転V 県小学生バレーボール
上から男子代表・岩出、
男子代表・紀の国VBC、
女子代表・美里、
女子代表・貴志川、
女子代表・STARS

8月の27、28の両日、大阪・堺市の大浜体育館で開催される近畿大会には、県から男子2、女子6チームが出場でき、それぞれブロックで予選リーグ、代表決定戦となる決勝が行われた。
平成19年の創部以来、堂西監督の下、着実に実力を付けてきた美里は、ことし県新人大会で3位、県スポ少大会では準決勝でYOKO(優勝)に敗れたが県内の強豪の一角にまで成長してきた。今大会は予選リーグで2勝したものの、上富田戦で1セットを落とす厳しい中での決勝進出となった。
第1セットは流星のスピードを生かした攻撃に、14―21で先取され、劣勢となった美里だが、第2セットは中盤から寺中の連続サービスエースで、流れをつかみ21―7で挽回。第3セットは序盤から段木の強打が決まり、チーム全員が攻める積極バレーを展開。流星も終盤で追い上げを見せたが、20―18で迎えたマッチポイントでは坂口のサーブが決まり初のブロック優勝を飾った。

堂西監督は「選手たちが本当によく頑張ってくれた。サーブでうまくリズムに乗れたのが勝利につながったと思う」と勝利をかみしめた。

他の女子のブロックでは、貴志川が予選リーグ、決勝を通してすべてストレートで圧勝したほか、STARSは決勝で丸栖の猛反撃をかわし逃げ切った。

男子決勝は、既に全国大会出場を決めている福島が、エースの負傷欠場が響き、紀の国の猛打と高さに惜敗。岩出は落ち着いた試合運びで、浜宮の速さに打ち勝った。





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