2011年07月26日

03.スポーツ

開智、信愛が3位 近畿高校バレーボール優勝大会

開智の2枚ブロックが決まる - 開智、信愛が3位 近畿高校バレーボール優勝大会

開智の2枚ブロックが決まる

近畿高校バレーボール優勝大会・第64回近畿6人制高校男女選手権大会が21日から25日まで、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールを主会場に開かれ、地元勢では男子の開智、女子の信愛が、昨年に続きともに3位と健闘した。男女合わせて112チームが参加、白熱した試合が繰り広げられ、開智、信愛はいずれもフルセットの末、準決勝で涙をのんだが、最後まで諦めないガッツプレーは、28日に開幕するインターハイ(東北)での雪辱に期待を膨らませた。

準々決勝で大阪商大高とフルセットを戦い、逆転で下した開智は、準決勝の清風戦も相手の高さに苦戦し、第1セットを奪われる厳しい展開となった。

第2セットは開智が白石の強打、山東の速攻で得点を重ねた。中盤では米澤のバックアタックも飛び出し、主導権をにぎったかに見えたが、清風も反撃、1点を争う大接戦は27―25で開智が逃げ切った。第3セットは序盤の清風のリードを追い、川端のスパイクで13―13の同点としたが、清風は終盤一気にスパート、開智はあと一歩及ばなかった。

川端主将は「自分の力の20%しか出せず、周りのみんなが助けてくれた。インターハイでは全力で日本一を目指す」と闘志を燃やした。

女子の信愛は、準々決勝まで全てストレート勝ち。準決勝の夙川戦も第1セット序盤は宮井、吉田のスパイクがヒット、信愛のペースで進んだが、夙川も徐々に挽回。シーソーゲームとなった終盤は、セッター原の巧みなトスがアタッカーを生かし、29―28で迎えたセットポイントも吉田の強打で先取した。

第2セットは夙川が奪い、第3セットは緊迫したゲームとなったが汗でぬれたボールでドリブルを犯すミスが続き、リズムをつかんだ夙川が、信愛の反撃を振り切った。

原主将は「1セット取ったことで、ほっとしてしまったかもしれない。レフトに頼った攻撃の幅を広げ、インターハイではベスト8が目標」と意欲を見せた。

男子3位・開智 - 開智、信愛が3位 近畿高校バレーボール優勝大会
《開智》監督=福井將人▽主将=川端修▽選手=山東伸也、白石智哉、西河内亮秀、吉川浩樹、藤原隆徳、丸山正貴、岡和起、樫原択磨、岡本好輝、米澤裕真、田畑諒祐、大園拓馬、木下寛一、中村聡志、山本慎人、大原宏輝、飯田滉

女子3位・信愛 - 開智、信愛が3位 近畿高校バレーボール優勝大会
《信愛》監督=田村学▽主将=原まなみ▽選手=宮井遥、梶田つかさ、吉田奈未、山本津麻紗、阪上紗也子、里村藍、高田祐衣、後藤みなみ、前田夏希、辻英里香、中井唯乃、田村ゆり子、髙木美久、山本悠維、山田莉沙、延原菜月、坂本紫津季





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