2011年08月02日

03.スポーツ

打田タイガース準優勝 第19回ヤングリーグ

春夏連続で準優勝と健闘した和歌山打田タイガース - 打田タイガース準優勝 第19回ヤングリーグ

春夏連続で準優勝と健闘した和歌山打田タイガース

ヤングリーグ・全日本少年硬式野球連盟の第19回選手権大会が、兵庫県・淡路佐野運動公園野球場を主会場に開かれ、中学生の部で県代表・打田タイガースが準優勝と健闘した。豊富な投手力と勝負強い打撃で、準決勝までの4試合を先手必勝で勝ち上がった打田だが、決勝では東海に先取点を奪われ、反撃も届かず3―8で涙をのんだ。優勝はならなかったが、春季大会に続く連続準優勝は「野球王国和歌山」にふさわしい実力を全国の舞台で示した。

◇1回戦



打田タイガース
01020058
三田ヤング
01100013


◇2回戦



打田タイガース
00000178
明友倶楽部
00000000


◇準々決勝



打田タイガース
01002003
全播磨
00010102


◇準決勝



打田タイガース
03000003
倉敷ビガーズ
00110002


◇決勝



東海球遊会
20300218
打田タイガース
10020003

決勝まで3日間で5試合を戦うハードな日程は、相手チームへの対策だけでなく、暑さ対策も重要だった。打田の平松弘次監督は、西田、吾妻の両左腕と秦野、懸田の3年生4投手に、2年生2人を加えた継投でリードを守り、連戦を勝ち抜いた。

準々決勝で全播磨を3―2で破った打田は、準決勝で倉敷ビーガーズと対戦した。先攻の打田は2回、無死満塁から樫葉の右飛犠で先制、なおも相手失策でこの回3点を奪った。守っては2年生の林(直)、稲垣から3年生の秦野、吾妻と4投手を投入、倉敷の反撃を2点に抑え1点差で振り切った。

この大会で初めて後攻となった決勝は、東海に初回2点を許す厳しい展開となったが、春の雪辱に燃える打田は、その裏1死2、3塁と攻め林(和)が右前適時打を放ち1点。4回には相手投手の乱調を突き2点を返したが、後半走者を出しながらも、あと1本が出ず挽回はならなかった。

3―8で敗れたが、スタメンで起用された2年生がムードメーカーとして奮闘。平松監督は「優勝できなかったのは残念だ。大舞台で経験を積ませようと出した2年生たちが、健闘してくれたという収穫もあり、実り多い準優勝だったと思う」と大会を振り返りながらも、新たな目標へ意欲を見せた。
【和歌山打田タイガース】代表=羽端久晴▽監督=平松弘次▽コーチ=大日向真一、中村慎吾▽スコアラー=平松弘光▽主将=田中宏明▽選手=吾妻凌太朗、田村侑士、西田修平、式地淳、林和杜、中村流斎、楠本龍三、源尾隆介、秦野祐輝、懸田大星、住岡佑真、西村悠聖、西浴大貴、山田龍、吉田光輝、須田元気、林直城、稲垣和真、樫葉雅伊、松田崚佑、中村仁





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