2011年08月04日

03.スポーツ

5選手の活躍に期待 全国高校総体柔道

5選手の活躍に期待 全国高校総体柔道

活躍に期待が膨らむ5選手(前列左から、 山本さん、 腹巻さん、 後列左から一ノ瀬君、 石井君、 藤本君)

全国高校総体柔道競技の部(9~13日、 秋田市)に出場する選手たちが日々、 練習に励んでいる。 6月の県予選個人戦で優勝した和歌山市内の高校に通う5人は、 1日から3日まで県立和歌山商業高校で行われた合同合宿に参加。 大舞台に向けて着々と準備は整っているようだ。 優勝への期待が高まる。

個人戦で全国大会に出場するのは、 近大付属和歌山3年の石井雄也君(81キロ級)、 桐蔭3年の藤本圭悟君(73キロ級)、 和歌山北3年の一ノ瀬大暉君(90キロ級)、 和歌山信愛女子短大付属2年の腹巻康子さん(57キロ級)、 和商2年の山本沙羅さん(78キロ超級)。 一ノ瀬君は2年連続の出場だが、 それ以外の選手は今回が初出場となる。

大会を直前に控え、 各選手は県予選で見えた課題の克服に取り組んでいる。 石井君はメンタル面の弱さを挙げ、 今まで以上に過酷な練習に打ち込んでいる。 「県予選後の練習量は自信につながっている。 1試合ずつ大事に戦って、 悔いの残らない大会にしたい」 と話す。 藤本君は、 県予選で、 最初に繰り出した技でポイントを取れなかった点が修正点とし、 「今以上に技のキレを磨き、 一戦一戦大切に挑みたい」 と闘志を燃やす。

昨年のインターハイで8強入りした一ノ瀬君は、 体力アップと冷静さを維持することに力を注ぐ。 現在は普段以上に走り込んでいるといい、 「平常心で臨みたい。 全国制覇しかない」 と自信をのぞかせる。 腹巻さんは背の高い選手との戦いに備えるため、 出稽古や体格差のある選手との練習に取り組んできた。 「優勝します」 と意気込み十分だ。 山本さんは、 乱取り中に頭が下がるところが課題といい、 常に意識することで克服しようと励んでいる。 「一つでも多く勝ち上がりたい」 と目を輝かせている。





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