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準優勝と健闘した貴志ナイン |
第33回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会が、5日から8日まで北海道・札幌ドームを主会場に開かれ、近畿代表の貴志(和歌山市)が準優勝と大健闘した。大会屈指の速球派・樋尻の力投と勝負強い打撃で、全国7000チームの頂点を目指し決勝に進出した貴志は、鴻ノ巣(長崎県)に1―4で敗れたが、終盤に見せた粘り強さと果敢な攻めは、北の大地に「貴志旋風」を巻き起こし、野球ファンに大きな感動を与えた。
◇決勝
鴻ノ巣 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 |
貴 志 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
大会は各地区の代表15チームに地元1チームを加えた16チームによるトーナメント戦で行われた。
全国スポ少大会は初出場だが、現チームとなって54試合中、48勝4敗2分けと抜群の勝率を誇る貴志は、1回戦でエース樋尻が評判通りの力を発揮、寺西イーグルス(広島県)をノーヒットノーランに抑え、1―0で制した。2回戦で和気軟式(愛媛県)を6―4で破り、近畿勢が激突した準決勝では、曽根青龍(兵庫県)を3―0の完封で快勝した。
決勝では人工芝ではねた打球に戸惑うシーンもあり、鴻ノ巣に4点を先取されたが、6回に1死1、2塁から稲垣の強打を相手2塁手が失策、ボールが後方へそれるのを見逃さず2塁走者竹田が、一気に本塁を突き1点を返した。終盤での挽回に期待を集めたが、あと一歩届かず涙をのんだ。
西田嘉平監督=初出場で札幌に行けていい思い出になりました。準優勝でしたが、子どもたちはよく頑張りました。今回の大会で得た経験を将来に生かしてほしいです。
中川虎大主将=優勝できなかったけど、みんなで力を合わせいい結果だったと思います。
樋尻航輝選手=札幌ドームで投げられ、うれしかったです。
稲垣朋弥選手=負けたのは悔しかったけれど、いい思い出になりました。
石井悠斗選手=札幌ドームでプレーできたことが、一生の思い出になります。
竹田光希選手=決勝戦に負けて悔しかったけど、札幌ドームでプレーできてよかったです。
湯川祥吾選手=優勝はできなかったけど、チームのみんなと一緒に札幌ドームで試合できてうれしかったです。
奥颯人選手=日本一になれなかったけど、悔いのない試合ができました。楽しくプレーできました。
宮本優衣哉選手=今回は準優勝だったけど、次は日本一を目指したいです。
甘木海真選手=準優勝だったけど、これからも練習いっぱいして優勝を目指したいです。
栗本裕矢選手=札幌ドームで試合ができてうれしかったです。
笠原健人選手=札幌ドームで試合ができてよかったです。最後のバッターになったけれど、実力をつけてもっと頑張ります。
高橋龍生選手=優勝できなかったけど、準優勝できてよかったです。
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