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15日早朝、 和歌山市加納の民家で火災が発生し、 焼け跡からこの家の住人の得津トシコさん(83)とみられる女性の遺体が見つかった。
和歌山市消防局と和歌山東署によると、 午前6時17分、 付近の住民から119番通報があり、 消防署員が駆けつけ午前6時50分に鎮火したが、 木造2階建て約120平方メートルが全焼。 特に得津さんらしき遺体が発見された1階の台所がよく燃えていたという。 得津さんは独り暮らしで、 右足が不自由だった。
近所の岡崎幸嗣さん(63)は 「煙に気付いてホースや消火器で消そうとしたけど、 消防の人が着いたころには家の南側が真っ赤になっていた。 朝も早かったし、 周りの住人もあんまり気付いてなかった」、 得津さんと親交のあった平松正士さん(73)は 「2年ほど前から自由に動き回れなくなって、 昼間はヘルパー、 晩は娘さんが来てた。 昨日の晩も10時くらいまで娘さんがいてたらしいわ。 おとなしい人やった。 もし亡くなったのが得津さんやったら悲しいです」 と話していた。
同署、 同調査班は共同で火災についての原因を調べている。
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