2009年01月15日

00.社会

直川用地が4月から進出企業募集へ

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4月から企業の募集を開始する直川用地(誘致区画)

和歌山市は、 同市が企業誘致用地として、 開発を進めている直川用地 (誘致区画) へ進出を希望する企業の募集をことし4月から始めると発表した。 市が主体となって企業用地を作るのは初めて。 平成22年3 - 4月に供用開始予定の阪和自動車道和歌山北インター (仮称) に隣接しており、 関西国際空港へも30分以内で到着できるため、 市は 「世界戦略の拠点にしてほしい」 とPRしている。

直川用地は、 市が民間から市土地開発公社に土地を先行取得させ、 その後買収。 県道粉河加太線から県道小豆島船所線をつなぐ市道直川45号をはさみ東西に広がる全体面積約11haの土地。 このうち北東区画(約2・1ha)には公共的複合施設(23年度運営開始予定)や民設民営保育園(24年度開園予定)、 公園(23年度供用開始予定)の整備を進めている。
今回募集する誘致区画は、 全体面積86ha(東側約2・8ha、西側約5・8ha)の土地に東側A(約148ha)、B(約1・36ha)、 西側Cの区画に分け、 1平方メートルあたり月額103円(C区画)、108円(A、B区画)の価格で賃貸。 購入希望の場合は、 市土地開発公社帳簿価格となり、 土地の引き渡し予定の22年4月には1平方メートルあたり4万7000円ほどになると市は予想している。
企業立地課によると、 現在、売上高500億円以上の企業や金融機関など全国の企業にガイドブックを案内として送付。先々伸びそうな産業や設備投資に力を入れる企業などを訪問し、広報に努めているという。同課は、近隣は田んぼが多いので、あまり水を使わない企業の進出を希望。製造業(一般、電気、食料品等)や物流、研究施設などを望んでいる。
今後の予定は、 4月から7月ごろまで企業を募集し、審査。 秋ごろには契約を締結し、22年4月以降に土地を引き渡す流れとなっている。 問い合わせは同課(073・435・1050)。



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