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気象情報会社の(株)ウェザーニューズ(東京都、草開千仁社長)は14日、今春のスギとヒノキ花粉の飛散傾向をまとめた。和歌山県は前年と比べ253%(今後の予想含む)で、増加率は1位となった。全国平均は137・8%。
調査は、同社が全国500カ所に設置している花粉計測機「ポールンロボ」で計測し、今季の観測値と今後の飛散見通しを分析した。近畿地方全体では平年より1、2週間早く2月下旬に飛散が始まった。3月下旬は気温が低く落ち着いたが、4月は雨が少なく気温も高く推移したため飛散が多くなった。今後、飛散のメーンとなる花粉はスギからヒノキに替わり、飛散量も昨年より多くなるという。
今月下旬には、飛散の峠を越えるとみられている。
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