２区立候補予定の３人が公開討論

NPO法人わかやま市民自治ネットワーク (橋本雅史理事長) は12日、 岩出市総合福祉センターで 「和歌山2区衆議院議員選挙公開討論会」 を開き、 同区から立候補を予定している3人が参加。 会場は立ち見が出るほどの満席で約250人が熱心に聞いた。 3人は同団体が用意した4テーマと来場者からの3テーマにそって約2時間の舌戦を展開した。


討論会は和歌山大学経済学部の足立基浩准教授がコーディネーターとなり、 質問に答える形で進んだ。

景気対策について、 石田真敏氏(57)=自民前=は 「株価も10500円まで回復している。 異例の6月補正も組んでこれから景気対策に繋がる」、 久保美也子氏(48)=幸福実現新=は 「規制緩和や減税で企業の活力を引き出す。 外国人労働者が農業に従事させる政策で労働者を確保する」、 阪口直人氏(46)=民主新=は 「農業周辺に、 生産管理や流通分野など若者が働ける産業を作る」 などと述べた。

年金・医療について、 久保氏は 「相続税や贈与税を廃止し親を安心して介護できる制度の整備。 人口を増やす政策」、 阪口氏は 「2年で年金問題を解決。 さらに2年で年金新制度の構築。 地域病院と中核病院の連携政策」。 石田氏 「年金制度は、 16年に改正された。 見直しで数10年は大丈夫。 年金、 医療、 介護を一体とした新制度の構築」 と述べた。 地域経済の活性化について、 久保氏は 「外国人労働者や、 都会の人を農業などで受け入れる」。 阪口氏は高齢者を招き入れ労働力に。 法人税を引き下げ企業誘致」、 石田氏は 「地産地消。 農業の加工産業、 輸出、 観光など振興促進をする」 などと発言した。