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新型インフルエンザの流行拡大に備え県内でも医療従事者らへのワクチンの接種が始まった19日、 県は新型インフルエンザ対策本部幹事会を県庁内で開き、 国の示したスケジュールに基づき、 11月上旬から妊婦や糖尿病など基礎疾患のある人、 12月からは園児らに順次広げていく方針を確認した。
県内で接種が始まったのはインフルエンザ患者診療に従事する医師や看護婦、 救急隊員ら約1万6000人。 県には現在、 ワクチンが5400人分があり、 20日までにメーカー側から第2次分の6200人分が出荷され、 23日ごろまでに県内医療機関に入荷予定。 不足分の出荷は11月以降の見込み。
接種開始とともに県は、 接種スケジュールなどの説明を行う相談窓口を各保健所に設置。 ワクチン接種が受けられる医療機関については、 今月中をめどに発表するとしている。
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