2009年10月21日

00.社会

和歌山西署で二輪部隊発足

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勢いよく職務に出発する二輪部隊

増加傾向にある街頭犯罪を防止しようと、 和歌山西署はこのほど、 同署管内で二輪車を使って活動するさまざまな業者が犯罪発見時の通報などに協力する 「街ぐるみ街頭犯罪防止二輪部隊」 を発足させた。 車両には和歌祭の 「百面」 をモチーフにしたステッカーを張ってにらみをきかせており、 同署は 「日常仕事をする皆さんの力を借り、 地域の治安向上につなげたい」 と期待している。

協力するのは管内42の事業所や個人商店など721台の二輪車。 同署によると、 県内での器物損壊、 車上ねらいなどの街頭犯罪の発生件数 (ことし9月末まで) は昨年に比べ6%、 同市内では6%、 同署管内では12%いずれも増加しているという。

四輪車に比べ、 細い路地などにも入りやすい二輪車からの情報を求めることで、 犯罪抑止率のアップをねらう。 協力事業所には、 毎月街頭犯罪の発生件数などを通知。 体感治安を共有し、 ひいては県民それぞれの防犯意識を高めていくとしている。

20日に同署で行われた出発式には、 郵便や新聞配達、 宅配ピザの配達員や乳製品などの販売員ら約50人が参加。 髙野晋造署長が、 ことしに入り街頭犯罪が増加傾向にあることを挙げ、 「これを機会に、 不審者情報を1件でも多く寄せてほしい」 とあいさつ。 約50台が気持ち新たに、 さっそく職務に飛び出して行った。



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