県職員が痴漢容疑で逮捕

県は2日、 厚生労働省に派遣している福祉保健総務課所属の男性職員(36)が、 10月29日に東京都迷惑防止条例違反 (痴漢) で逮捕されたと発表した。

県監察査察監によると、 男性職員は29日午前8時ごろ、 京浜急行線の青物横丁駅から品川駅間を走行中の特急電車の車内で、 近くにいた20歳代の女性会社員の尻を触ったという。

男性職員は30日に検察庁で取り調べを受け、 処分保留で釈放になり、 現在は自宅謹慎中だといい、 県は今後、 男性から事情聴取を行い、 厚生労働省と連携を図りつつ処分などを協議、 検討していく予定。 男性職員はことし4月から厚生労働省に派遣されていたという。

県は 「男性は一般職員であり、 現在、 検察庁が取り調べを行っている状態。 処分についても決まっていないため、 名前を公表することはできない」 としている。