久しぶりの釣り部更新。一部コアな人たちから「最近釣れてないん?」と心配する(バカにする?)メールも届いておりましたが、実はその通り。何か憑き物が憑いたかのようにここ数日間は、これといったものは何も釣れなかったのです。
タチウオやアオリイカなどはまぁ、それなりに釣れたのですが、なんかこう、ガツーンと当たってドラグがギュイーンと逆転するような魚には嫌われ続けてました。
呪いをとくべく、台風で増水後の「鉄板」であるリバーシーバスに釣行。「過去の経験から絶対に釣れる」と確信するほどの水位、水の色でベストコンディションのホームグラウンド日高川に入り、夕まずめに投げ続けるも、キセキのノーバイト。半泣き状態でキャストを続けている最中にダイワフィールドスタッフの山本典史さんから「今晩シーバス釣り行きませんか?」とお誘いの電話。先日に大物をゲットしたポイントに釣れていってくれるとのことでした。
とりあえず、釣りを終え、ミノーの手持ちが少なくなっていたため地元の釣具屋に行ったところ、シーバスミノーで売っていたのはダイワのSL17という17cmの大型ミノーだけ。そんなデカイのは使ったことがなかったのですが、山本さんが先日釣ったのもこのSL17というのでとりあえず1本仕入れました。
山本さんに連れていってもらったポイントで、半信半疑でとりあえずこのデカイミノーを投げてラインを巻いたところ、思いのほか引き重りしない感触。そして2投目に川の対岸ぎりぎりでガツンとヒット。増水で流れもきつく強烈なファイトを展開するも、何かおかしい。エラ洗いもしないし、なにより重すぎる。数分やりとりして上がってきたのは案の定「背掛かり」した中型のシーバスでした。
約1カ月にわたる呪い状態からなんとか脱出。偶然売っていたSL17と、釣らせてくれた山本さんに感謝感謝。