いまだにメバル釣りは、5ftくらいのライトアクションのトラウトロッドにナイロン4lbを使ってた。ここ数年で、多種多様なルアーはもちろん、専用ロッドやら専用ライン、リールなどなど、「メバリング」は完全に一つのジャンルとして成立してるのに。
「シーズンも終わりかけやのに、なんでこのタイミングやねん」とツッコまれそうだが、ついにメバルロッドを購入。厳選したわけでなく、ま、手頃な値段のを適当に手にとって。そんで値札も付けたまま、買ったその足でキャプテン・ボブ吉こと谷中君のボートに乗せてもらい、アーバン・ナイト・ボート・クルージング。メバルとシーバス2本立ての出船に便乗させてもらった。
適当に選んだメジャクラのロッド
ベタ凪の夕まずめ、ポイントに着くとパチャパチャと音を立ててメバルのライズが船の周りの至る所に。むむ、どっかで見た風景。あ、串本のメジロの大ナブラの超マイクロ版やわ。
そのナブラの向こう側からワームのジグヘッドを通してくると、連発。25cmクラスがガンガンと食ってきた。
27cm
夕まずめはちょうど潮止まりと重なっていたので、日が沈むとライズもアタリもぱったりとなくなった。というわけでポイントを変えてシーバス狙いに。
しかし、ここでも潮止まりの影響か、まさかのノーバイト。帰りにもう一度メバルのポイントに移動してもらったところ、たまにライズ音が聞こえ、キャストすると、即ヒットした。以後、一時はワンキャストワンヒット状態で、20cm以下のリリースを含めたら2人で40匹近く釣ったのでは。
この日の当たりルアーはピンクの派手系ダイワ製のワーム。といっても、和歌山ボートメバリングのオーソリティー、釣り舟海竜のキャプテン中井一誠さんに言わせると「ワームは何でもええわ。釣果の差は引くスピードとタナやな」とのこと。あと、よく言われることやけど、大切なのはできるだけ真っ直ぐになるように刺すこと。
なるべく真っ直ぐ
和歌山周辺で尺超えは厳しいと思われていたけど、なんと6日についに海竜で32cmが出た。中井さんいわく「27cmが小さく見える」とのこと。やっぱりすごい迫力だったみたい。いつかは尺超え釣りたいもんです。(海)