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職員の手作りで飾り付けられたサポートセンターの 「赤ちゃんの駅」
子育て支援施策の一環として、海南市は今月から、乳幼児のおむつ替えや授乳などに使える「赤ちゃんの駅」を市内3カ所に開設した。同様の取り組みは東京など都市部で広まっているが、県内では珍しく、子育て推進課の坂口勝彦保育係長は「駅を利用してもらうことで、お母さん方が安心して、気軽に外出できるようになれば」と話している。
「外出中に人目を気にせずおむつ替えをしたり、母乳やミルクを与えられる場所をつくってはどうか」と、市議会からの提案を受けて設置。市役所東別館内の市ファミリーサポートセンター、北赤坂の子育て支援センター五月山、下津町上の子育て支援センターの3カ所で、それぞれにベビーベッドといす、机を備えている。無料で利用でき、月曜から金曜(祝日は除く)の午前9時から午後5時まで開設。申し込む必要もなく気軽に立ち寄ることができる。まだ始まったばかりで認知度が低く、利用者は少ないが、今後好評であれば駅を増やすことも検討していくという。
また、ファミリーサポートセンターにある赤ちゃんの駅は、一時保育を行う「はっぴぃルーム」(有料)も併設した。1時間あたり700円で、こちらは前日までに申し込みが必要。
詳しい問い合わせや、「はっぴぃルーム」の申し込みは子育て推進課(073・483・8430)へ。
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