みさとチューリップ園最後のフォトコン　和歌山市の土井さんが見事金賞に

金賞に輝いた「しゃぼん玉」

中村会長から賞状を受け取る土井さん

紀美野町観光協会(中村修史会長)は25日、 神野市場の町商工会美里支所で第8回みさとチューリップ園フォトコンテストの表彰式を行った。応募総数は、 過去最多だった昨年(353点)を100点近く上回る445点。 ニコン専属審査員の審査により23人が入賞した。金賞に輝いた和歌山市の土井雅史さん(32)は、 柔らかな光の中、 しゃぼん玉で遊ぶ自分の子どもを撮影。 「ことしこそと狙っていた金賞。特に子どもの写真で受賞できたことが本当にうれしい」 と喜んでいた。

10年目を迎えたみさとチューリップ園は、 国道370号の建設工事に伴って惜しまれつつもことしで閉園。4月4日から20日までの17日間の開催期間で、 入園者数は例年より1万人ほど多い、 過去最多の2万9450人を記録した。 コンテストは「ふれあい」 をテーマに園内で撮影した写真を募集。 式には受賞者ら22人が出席し、 中村会長は 「チューリップ園は終わりましたが、今後は町内にいろんな花が植えられていく予定です。 これからも紀美野町に足を運んでいただいて、 写真を楽しんでもらいたい」 とあいさつ。みさとチューリップの会の小壷醇子会長は、 これまで取り組んできた10年間を振り返り、 「いろんな出会いや出来事があったが、すべて楽しい思い出として残っています。 またいつか、 どこかで会える日を楽しみに。 本日はおめでとうございます」 と祝辞を述べた。
この後、 中村会長と小壷会長から1人ひとりに賞状と副賞が手渡された。 金賞以下の入賞者は次の皆さん。
銀賞=松浦義教(和歌山市)、櫛本哲司(同)▽銅賞=赤澤三千代(紀の川市)、 磯秀樹(同)、中西郁夫(同)▽県観光連盟賞=阪本次郎(田辺市)▽チューリップの会会長賞=久山靖夫(和歌山市)▽入選=尾崎博美(同)、 石野勝豊(同)、吉野菊夫(同)、 和田雄次(同)、 辻村政幸(同)、 太田敦(同)、 小幡真智子(田辺市)、 馬場利明(岩出市)、 堀弘美(海南市)、平田拓二(同)、 玉置陽信(紀の川市)、 梅本勝治(和歌山市)、 須貝豊彦(紀の川市)、 矢出征夫(同)、 土井喜代治(和歌山市)
受賞作品は町内の施設で順次展示していく。 今後の展示日程は次の通り。
28日-7月3日=だるま湯▽5-10日=たまゆらの里▽12-17日=山の家おいし▽19-24日=ふれあい公園▽26-31日=中央公民館▽8月2-7日=町役場美里支所