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エアーを吹き付け1つずつきれいに箱詰め
紀の川市井田のJA紀の里農産物流通センターで26日、台湾向け輸出用モモの初出荷作業が行われた。
日本産の高級モモを求めるセレブ層向けに3年前から始まった。この日は、早生種の 「日川白鳳」 4k入りを 「信頼のブランド紀の里」 とデザインされたケースに、キズがないかなど1つずつ目で確認しながら大きさによって12個から15個ずつ箱詰めした。
世界的な日本食ブームやアジア諸国の経済発展に伴う所得の向上などで、日本の高品質で安全な農産物を求める人が増え、同センターでは昨年、約1000ケース、5トンほど出荷。台湾からの注文に応じ、管内の3選果場でも8月中旬まで出荷される。
中山裕之センター長は 「選果作業には通常の1・5倍の手間がかかるが、値段もいいので今後、出荷量がさらに増えるよう期待している」 と話している。
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