2008年07月09日

2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

KOKOSO530が初の活動 粉河寺で清掃ボランティア

080709_3.jpg
約30人のボランティアで軽トラック1台分のゴミを集めた

地域の環境活動への取り組みと町の活性化を目的にことし5月に結成したKOKOSO530(楠富晴代表)は5日、初のボランティア活動として粉河寺周辺の清掃を実施した。参加した会員約30人には協賛店のクーポン券付き参加確認証を配布。今後、8月23日には「とんまか通り」 の歩道清掃をするほか、月1回程度の割合で旧粉河町内を中心に河川や通学路の清掃活動や講演会などを計画している。

KOKOSO530は、まちづくりを目的に和歌山大学と粉河高校と地域が連携したKOKO塾環境班、主に 「とんまか通り」の商店50店舗で組織する紀州・粉河街づくり塾、JP粉河(粉河郵便局)、社会福祉法人一麦会の4団体が中核となり構成。粉河町商工会の協力も得ている。
名称は、国際環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO14000にならい、地域の環境への取り組みとして、 「I」 の代わりにKOKO塾の「KOKO」 をあてはめ、数字の 「530」 は ゴミゼロ の語呂合わせで 「KOKOSO530」 (ココエスオーゴーサンゼロ)とした。
キャラクターマークをつくり、登録証を発行するなど会員の意識の盛り上げにも務めている。
この日、社員7人が参加した粉河ガス(株)の嶋浩光社長は 「たくさんの社員が自主的に参加してくれました。地域に少しでもお返しできたらと思っています」と話し、粉河寺の逸木盛修貫主は 「なかなか手の届かないところもあり大変有り難いことです。ボランティアを通じて、これだけ多くの皆さんの意識が一体となっていくことが素晴らしい」と感謝。楠会長は 「我々のこうした活動が、少しでも多くの人に理解していただきより多くの団体、個人の方々に参加してもらいたい。何より長く続けていくことが大切なので、皆さんにご協力いただきたい」と意欲的だ。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif