2008年07月12日

2008 04.文化・くらし

知の拠点、さらなる前進 県立図書館100周年記念事業がスタート

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お礼を述べる山口県教育長

ことし6月1日に開館100周年を迎えた県立図書館(山路正雅館長)の記念事業が11日にスタート。初日は記念式典と作家津本陽さんの記念講演が行われ、 100年の歴史の重みをかみしめ知の拠点としてのさらなる前進を誓った。
式典には、 県関係者や代議士、 図書館ボランティアなど約180人が参加。 主催者を代表し山口裕市県教育長が、「先人の方々と図書館を愛し支えてくださる地域の方々、 ボランティアの方々、 関係者に感謝します」 とあいさつ。「これからの社会を生きるには人間的な情緒や論理力、 言語能力が重要」 と次の新たな一歩への決意を語った。
来賓の仁坂吉伸知事は 「図書館は県の誇りです。 これからも県の文化を支え続けてください」 と祝辞を述べた。
また、 『小梅日記』 原本や徳川吉宗書状、 佐藤春夫書簡、 有吉佐和子自筆原稿など同館の貴重資料の特別展示や、和歌山城内に開館した初代図書館からの100年の歩みを紹介するパネルも展示されている。





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