2008年07月16日

2008 03.スポーツ

和歌山高の吉原さんが日本代表に 世界ユース アーチェリー

0080716_1.jpg

世界の的を狙う吉原さん

世界ユースアーチェリー選手権大会の日本代表選手最終選考会が6日、 静岡県掛川市で開かれ、5月の2次選考を勝ち抜いた男女12人の強豪らが参加、 県立和歌山高校アーチェリー部3年の吉原智恵さん (17)が自己記録を更新するスコアで見事2位に入賞、 日本代表選手の座を射止めた。 吉原さんは、 10月6日にトルコのアンタリアで開かれる第10回ユースアーチェリー選手権大会に日本代表選手として出場する。

世界ユースアーチェリー選手権大会は、 2年に1度開催される高校生の大規模な世界大会で、 上位3人までが選出されて各国のトップ3として個人戦、団体戦を競い世界の頂点を目指す。 これまで同校では、 ジュニアナショナルチーム入りを3年連続で果たし、 今回で4年目。世界ユースに出場するのは今回が初となるため、 期待は大きい。
吉原さんがアーチェリーを始めたのは、 高校生になってから。 きっかけはアーチェリーをする先輩の姿が 「かっこよかったから」 だという。 これまで大会に向けて、 部活動の合間に朝練と夜練を重ねて、 集中力と精神力を鍛えてきた。
吉原さんを指導する下村史郎教諭は 「アーチェリーは精神力が必要な競技。 最終選考会のここぞというときにバチっと決めてくれたのは彼女の強さ。 プレッシャーに負けず頑張ってほしい」 と期待を寄せる。
ことしの大会は例年になく強豪ぞろいといい、 世界に挑戦する吉原さんの練習にも力が入る。 10月に向けて調整中の吉原さんは「何百人も参加する選手たちの中で気後れせず活躍できるように頑張りたい。 まずは1次予選通過を目標に、 上位を狙っていきたい」と意気込んでいる。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif