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平成27年度までに京奈和自動車道の県内全域での開通を求める決議が、 15日に和歌山市内のホテルで開かれた県京奈和自動車道建設促進協議会(会長=大橋建一和歌山市長) で採択された。 京奈和道については、 これまで防災や地域格差の解消などの面から早期完成が要望されていたが、具体的に期限が決められた決議は今回が初めて。
決議書には 「平成27年には県で第70回国体の開催が予定されており、 早期開通できるよう紀北東道路の整備事業と併せ、 紀北西道路からも道路整備の推進を早急に求める」 などと記されている。
国土交通省の資料によると今年度の京奈和事業内容については、 すでに全線開通している橋本道路 (11・3k) のほか、 紀北東道路 (16・9k) に151億5000万円、 紀北西道路 (12・2k) に34億円が予算化されている。
総会では大橋会長が 「防災、 医療の面でも京奈和道は絶対に必要」 などと述べた。
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