2008年07月23日

2008 04.文化・くらし

池田市の小学校が和歌山の海満喫 片男波で臨海学校2年目

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波打ち際を歩く児童ら

和歌山市和歌浦南の片男波海水浴場で大阪府池田市の小学校が宿泊自然体験学習「臨海学舎」 を実施している。 県が誘致し、 和歌の浦観光協会など地元の団体が準備を進めてきた事業で、ことしで2年目。 今月30日まで、 池田市内の3小学校の6年生約230人が順番に訪れ、2泊3日の日程で地元の旅館に宿泊しながら、 遠泳などに取り組む。

池田市では6年生の児童に海中での泳ぎ方や集団生活でのマナーを身につけさせようと、約30年前からおととしまで、 鳥取県の海水浴場で臨海学舎を実施。 昨年、 それまで使用していた宿泊施設が閉鎖になったため、県の誘致や同協会の熱心な対応などもあり、 片男波海水浴場に場所を移した。
ことしは第1陣として、 21日から23日まで、 同市立神田小学校 (宮前孝雄校長) の6年生97人が来県。遠泳の訓練では教職員や地元のライフセーバーの指導のもと、 児童らは2人1組になって海に入り、 平泳ぎや立ち泳ぎの練習を繰り返して、目標の遠泳1k突破を目指した。 また、 宿泊施設では児童らがゲームや出し物などを披露するお楽しみ会も開かれ、 和歌山の夏を満喫していた。
同協会の藤田光彦事務局長は 「ブイの設定や子どもの安全管理、 海水浴場への送迎など地域が一丸となって準備をしてきました。子どもたちに和歌山の海が最高だと思ってもらえたらうれしいですね」。 宮前校長は「波も穏やかな海水浴場で、 子どもたちは泳ぎの練習に集中できています。 地元の人も熱心に協力してくれるのでありがたいです」と話していた。





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