2008年08月25日

2008 00.社会

道のエコ活動に尽力 コミュニティーマネーわかやまに道路功労者表彰

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打ち水などの活動を展開するメンバー(昨年、伊太祁曽神社)

日本道路協会主催の20年度道路功労者表彰で、 県内関係から和歌山市の 「NPO法人コミュニティーマネーわかやま」(田中敬彦代表) が選ばれた。 同団体は、 まちづくり活性化プロジェクトの一環として沿道への桜の植樹や打ち水大作戦など道を通したエコロジー活動にも積極的に取り組んでいることが認められた。表彰式は25日午前11時から、 県庁県土整備部会議室で行われる。
道路功労者表彰は、 道路愛護への理解を深めるため、 道路整備の促進に力を尽くした個人・団体をたたえるもので今年度は個人98人、 104団体を表彰する。 昨年度は県内から県フライヤー連盟が受賞している。
「コミュニティーマネーわかやま」 は平成14年8月に設立。 独自の地域通貨 (ちゃら) を活用し環境・福祉・まちづくりなどの実践活動に取り組んでいる。
その活動の一環として、 美しい景観・魅力ある地域づくりの 「日本風景街道」 の取り組みにも参画し国道311号の沿道清掃や桜の植樹活動、 さらに夏には道路への打ち水を県民に呼びかけ、 道を通じたエコロジー活動も行っている。
日本道路協会によると、 活動時ははがきやホームページで広く参加を呼びかけ、 毎回約80人が参加しているという。
田中代表は 「道路功労者表彰はそんな制度があったのかと正直びっくりしている。桜の植樹や各地で行う清掃活動では、 地域通貨を発行し温泉入浴料の割り引きなどで参加者に利用してもらっている。打ち水大作戦は昨年から始めたが、 ことしは若い人たちも大勢協力してくれとてもうれしい」と話している。





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