2008年08月29日

2008 00.社会

紀の川の洪水を想定 和歌山市がハザードマップを全戸配布

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4地区に分け14万5000部作製されたハザードマップ

和歌山市は、 紀の川の堤防が決壊した場合を想定し、 市民が安全に避難できる場所などを載せた 「紀の川洪水ハザードマップ」 を作製。 市報9月号とともに、 市内の各家庭に配布される。 A1版両面(地図面・情報面)カラー刷で、 中心市街地編、 北西部編、 北東部編、 南部編の4種類。 総発行部数は14万5000部。 市役所東庁舎3階の河川港湾課または、 各支所や連絡所でも受け取ることができる。

地図面には 「紀の川が、 橋本地点の上流域で2日間の総雨量が484ミリ、 船戸地点の上流域の2日間の総雨量440ミリを超えた」 と想定し、 各地区の浸水の範囲と深さを色別で示し、 災害時に避難場所となる公共施設避難所などの位置や危険と思われる個所を示して注意を喚起している。 公共施設避難場所には、 一時避難のため施設内の最も高い階数が記載されている。
また、 洪水ハザードマップの活用法や、 注意点、 条件設定、 使い方をはじめ、 防災メモや、 避難の準備と避難時の心得なども示されている。
市河川港湾課では 「普段からマップをよく読んで、 水害の被害を軽減するようにしてほしい。 また集中豪雨の時など、 ラジオなどの情報に注意して早めの準備をしてほしい」 と話している。
詳しくは同課(073・435・1090)。





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