2008年10月10日

2008 00.社会

鍋にすると10人前!? 紀の川で巨大スッポン捕獲

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「鍋にしたら10人前や」 と北川さん

これはでっかいぞ!
体長約32cm、 重さ約4・6キロのスッポンだ。 暴れると入れている箱が倒れそうなくらいの馬力で、 じたばたと手足を動かしている。 捕獲(?)したのは、 和歌山市有本の川漁師、 北川清志さん(65)。
北川さんは9月にカニ漁が解禁してから毎日、 紀の川に架かる田井ノ瀬橋の上流に、 カニかごを仕掛けている。 餌は魚のアラだ。 8日朝、 いつものようにかごを引き上げると、 かごいっぱいの大きさの謎の物体が。 「初めはごみかと思ったよ」 と北川さんは話す。 しかし近くで見ると、 今までに見たことのないほどの大きさのスッポンだった。 9月から、 小ぶりのスッポンは何度もかごに引っかかっており、 飲食店などを営む仲間とよく鍋にして食べていた。
この大物のスッポン、 鍋にするとなんと10人前だそう。 「鍋もええけど、 人に売るっていう手もあるわな」。 いつも鍋を囲む仲間の岡本文成さん(68)は 「これはいつもの3倍くらいの大きさや。 おいしい鍋ができるで」 とうれしそうだった。





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