2008年10月16日

2008 03.スポーツ

和歌山が健闘のベスト8 全国少年相撲選手権

第5回全国少年相撲選手権大会が12日、 東京の両国国技館で76チームが参加して開かれ、 3年ぶりに出場した和歌山少年相撲教室がベスト8進出と健闘した。 大会は小学3年から6年、 中学生の5人の団体戦で行われるルールで、 和歌山としては各学年に有力な選手がそろうというまたとないチャンス。 予選を勝ち上がった和歌山は初戦、 東京の台東区小松竜道場Aと対戦し、 4 - 1で勝利。 続いて青森の中泊道場に大接戦の末、 3 - 2で制してベスト8を決めた。 準々決勝では愛知の豊橋相撲道場に2 - 3で惜敗した。

和歌山は初戦、 東京の台東区小松竜道場Aと対戦。 先鋒井田翔太君 (岩出市立中央小3年) が何度も土俵際まで押し込まれるも、 粘り強さを見せて逆転の巻き落としで先勝すると、 続く二陣寒川隼揮君 (木本小4年) が力強い引き落としで2勝とし、 中堅玉川正太君 (貴志南小5年) が怒とうの寄り切りで相手を圧倒。 3連勝の和歌山は勢いに乗ったまま2回戦へ駒を進めた。
2回戦は青森の中泊道場と対戦。 井田君が押し出しで敗れるも、 寒川君が得意の引き技で相手を引き落とし。 玉川君が不戦勝で勝利して2 - 1に持ち込むと、 副将大原友海君 (雑賀小6年)が全国2位の強敵・打越奎也君(小6)と対戦。 善戦するも押し出され、 土が付いた。 同点に持ち込まれ後がない和歌山だが、 大一番に大将寺本昴平君(西和中3年)が立ち合いから気迫を見せて、 相手を土俵外まで寄り倒して白星。 大将として託された大仕事を果たしてベスト8進出を決めた。
準々決勝では、 愛知の豊橋相撲道場と対戦。井田君が敗れた後、 寒川君が3試合連続の引き落としで勝利。 続く玉川君が強烈な押しで相手を送り出して2 - 1とリード。 大原君が鋭い出足で攻め込むも、 はたき込みで敗れ2 - 2のタイへ持ち込まれ、 再び大一番となった大将戦は寺本君が相手を押し込んでリード。しかし、うまく体を入れ換えられて寄り切られ、惜敗した。





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