2008年10月21日

2008 00.社会/2008 04.文化・くらし

奨励賞にウインズも 県文化表彰受賞者5人決まる

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ウインズ

県の文化の向上・発展に顕著な功績のあった人をたたえる平成20年度県文化表彰の受賞者が決まった。 文化賞には日本画家の清水達三さん (72) =和歌山市、 文化功労賞は創作刺繍工芸家の髙野澄子さん (79) =同、 文化奨励賞にはピアニストの大守知保さん (45) =紀の川市、 囲碁棋士の矢田直己さん (35) =同、 ポップアーティストの 「ウインズ」 が選ばれた。 表彰式は23日午前10時半から、 県庁正庁である。

県文化表彰は昭和39年度から実施、 今年度で45回目。 清水さんはわが国を代表する日本画家の1人で、 和歌山の自然を題材に院展などでの受賞歴は多数あり、 「枯木灘」 は内閣総理大臣賞、 「翠響」 では日本芸術院賞と恩賜賞を併せて受賞している。 日本美術院同人・審査員・評議員。
髙野さんは、 昭和42年に 「創作刺繍の会」 を主宰し以来、 伝統的な刺繍の枠を超えた詩情豊かで芸術性に富んだ作品を発表し国内外で高い評価を得ている。 日本文芸家クラブ会員、 県美術家協会理事。
大守さん (芸名・中川知保) はウィーン留学後、 関西を拠点に活動。 詩の朗読を織り込んだ演奏会などを開催しピアニストとして幅広い活動を展開している。 矢田さんは関西棋院所属のプロ棋士。 全国トップレベルの実力者として、 今後の活躍が大いに期待されている。
デビュー曲 「キンキのおまけ」 で知られるウインズ (平阪佳久さん、 亀岡利行さん) は和歌山を拠点にライブやCMソング、 番組テーマ曲の制作など多彩な活動を展開。 また、 県内でプロを目指す若者たちの指導者的存在としても厚い信頼を集めている。 平阪さんは橋本市、 亀岡さんはかつらぎ町出身。





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