2008年11月02日

2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

町の宝物を伝えよう 貴志川ユネスコ協絵画展

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入賞作品に見入る来館者ら

紀の川市の貴志川ユネスコ協会(田村美代子会長)の全国ユネスコ協会参加イベント「第11回絵で伝えよう! わたしたちの町のたからもの絵画展」が、9日まで同市貴志川町の貴志川生涯学習センターで開催されている。全国的な人気者になっている「たまスーパー駅長」や貴志川ユネスコ協会の行事「打鐘のつどい」などを描いた市内の小中学生が応募した95点が展示されている。
「世界遺産も! 身近なものも!」 のキャッチフレーズのもと、地域の文化や自然の素晴らしさを見つめ直し、それらを未来へ引き継いでいく気持を育てることを目的に全国各地で1998年から実施されている。11回目のことしは、全国の78のユネスコ協会が同じテーマで絵画を募集、各地で作品展を実施している。
貴志川ユネスコ協会は今回が3回目。貴志川生涯学習センターのエントランスホールで9日(3日は休館)まで応募全作品を展示している。開館時間は午前9時から午後6時まで。1日には入賞作品22点の表彰式も行われた。
作品は、和歌山電鐵の「いちご電車」 や 「たまスーパー駅長」 を描いたものや毎年、お盆に貴志川ユネスコ協会が実施している 「打鐘のつどい」 の様子、また4年に1度の 「貴志の大飯祭」 や地域の憩いの場所になっている親水公園 「平池」 などを描いた作品が目立った。
田村会長は 「絵画を通して、次世代を担う子どもたちに地域の文化や自然の重要性を認識してもらう機会をつくると同時に、地域の人々に身近な文化や自然環境を大切にしていくことの意義を訴える機会になれば」 と話す。
【入賞作品】
日本ユネスコ協会連盟会長賞=前結衣 (西貴志小6年) 「たま駅長に会いに行こう!」 ▽あいおい損害保険株式会社賞=粟田彩恵子(西貴志小3年) ▽貴志川ユネスコ協会会長賞=田村朋子 (中貴志小2年) 「たまえきちょうはみんなのえきちょう」 ▽紀の川市長賞=田和侑子 (貴志川中2年) 「みんなで歌って踊って進め」 ▽紀の川市教育長賞=根来京佑 (西貴志小3年) 「貴志川八幡宮」 ▽紀の川市社会教育委員長賞=富谷碧(丸栖小5年) 「玉前寺打鐘のつどい平和の鐘を鳴らそう」 ▽優秀賞=田村瞳水(西貴志小1年)、西端紬(同)、藤田朋季(東貴志小2年)、西前大亮(丸栖小3年)、岡野瑞季(西貴志小4年)、山田紫音(同5年)▽佳作=山本菜摘(東貴志小1年)、西岡和泉(中貴志小1年)、大浦柚葉(西貴志小2年)、北原佑珠(中貴志小2年)、中西彩歌(西貴志小3年)、秦野伶百菜(同4年)、谷口莉菜(中貴志小4年)、西川実里(西貴志小6年)、前川果澄(東貴志小6年)、西岡瑠未(貴志川中2年)。





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