2008年11月21日

2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

紀の川市の議員定数結論出ず 本会議で期限延長要請

紀の川市議会の議員定数等調査特別委員会(黒田七郎委員長)は、同委員会の付帯事項に決めていた期日までに結論を出せなかったとして、調査期限延期要請書を28日開会の12月定例議会に提出。会期末(19日)を期限に再度、同委員会で検討し結論を出したいとしている。ことし3月の設立以来、7回の委員会でも意見集約できなかったものが1カ月足らずで可能なのか注目される。

同特別委員会では、議員の任期満了(来年12月10日)1年前の、今回の12月議会で結論を委員長報告することになっていた。そのための最終期日が、議会運営委員会が開かれた18日だったが、それまでに開くとされていた委員会が開けず、委員の意見集約ができず結果的に結論を出せないまま12月議会を迎えることになった。
当初、委員会が最終会議をめどにしていた10月の第7回会合では、委員の意見集約が難航したため、結論を1カ月延長し、11月に再度、委員会を開くことで合意。日程を調整していたが、委員会が開けず19日になり、委員による協議会を開き調査期限の延期を本会議に図ることで合意した。
現30人の議員定数を巡っては、先の5町合併協議会で決めた26人か、さらに減らすのかなど同委員会が、これまで外部団体の自治連や行財政改革委の意見を聞くなど7回の話し合いがもたれてきた。
第7回委員会では 『定数26とする』 を推す委員7人と、それ以下の 『定数24人』 を推す委員3人に分かれ、委員会の合意を 結論 としたい黒田委員長にとっては再度、審議が必要として、第8回委員会での調整を図る。
黒田委員長は 「それぞれの立場があり大変難しい問題だと考える。委員以外の意見を聞き、それを踏まえて委員会で再度検討し、納得のいく意見集約を図りたい」 と話している。





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