2008年11月28日

2008 00.社会

医師、看護師が海上で救急訓練

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ヘリコプターの体験飛行をした医療関係者

海上の船で傷病者が発生した際に、 医師や看護師が巡視船や航空機で行う救急活動に慣れてもらおうと、 和歌山海上保安部は26日、 和歌山市沖合の海上で、 救急訓練を実施した。
2年に1回行われ、 第5管区海上保安本部管内で最大級のヘリコプターが搭載されている神戸海上保安部所属の巡視船せっつを使用。 同部から4人、 せっつ乗組員約40人、 和歌山地区洋上救急協力医療機関の県立医科大学附属病院から4人、 日本赤十字社県支部から8人が参加した。
看護師や医師は、 和歌山港の沖合で甲板からヘリコプターに乗り込み、 タンカーから人形をロープでつり上げる救助を体験。 ほか、 せっつの医療施設や器具などを見学し、 同部職員との意見交換も行った。
ドクターヘリの搭乗を5回経験したという同病院の看護師穴井聖二さん (29) は 「ヘリ内は医療の資材が限られていることもあり、 救助者を乗せる前の段階で情報をよく聞き、 態勢を整えることが大切だと思う」 と話していた。





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