2008年12月06日

2008 00.社会

和洋折衷 鞆渕の黒豆がロールケーキに

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黒大豆を使ったロールケーキを販売

紀の川市鞆渕地区の特産黒大豆を使ったロールケーキが5日、 和歌山市のホテルアバローム紀の国で売り出された。 平成20年度振興局政策コンペ事業 「黒豆の里・むらおこしプロジェクト」 (那賀振興局) の一環で、 駿河屋、 高砂あられに続く第3弾。 9月から、 同ホテル宴会場で和洋折衷プランのデザートとして提供され、 客から単品販売の要望が強かったことから今回の販売となった。

標高400メートルの山あいに位置する同地区は、 昼夜の寒暖の差が激しく高品質の農作物が取れる土壌だという。 ケーキに使用される黒大豆は天日干しで乾燥させ、 一粒一粒手作業で選別する昔ながらのやり方で作られている。
スポンジは卵黄と卵白を別立て、 小麦粉の代わりに米粉を混ぜてソフトにし、 黒豆の粒とペースト状にしたものを生クリームに混ぜて仕上げた。 表面にも黒豆をふんだんに使って焼き上げ、 中の黒豆とはまた違う食感が楽しめる。
商品を手がけた同ホテルの秦祥茂洋食料理長は 「子どもから年配の方まで楽しめるよう、 ソフトで甘さを控えめに仕上げました。 鞆渕の黒豆の風味をぜひ楽しんでください」 と話している。
ロールケーキは1カット280円。 飲み物とセットで注文すると100円引。 1ロール (約18cm) は1600円で当面は前日までに予約が必要。
1階ガーデンテラスリーフで販売。 予約・問い合わせは (073・436・3010)。





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