2008年12月09日

2008 03.スポーツ

和歌山市小学校バスケ 雑賀がアベックV

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2年連続4度目の優勝を果たした雑賀男子

第28回和歌山市小学校バスケットボール大会中央大会が6日、 和歌山市の河南総合体育館で開かれた。 男子は雑賀が芦原を35 - 25、 女子は雑賀が吹上を87 - 18でそれぞれ下して雑賀がアベック優勝を飾った。 中央大会は男子30チーム、 女子30チームで争ったブロック予選を勝ち抜いた8チームが出場し、 和歌山市の頂点を決める大会。 男子の雑賀は2年連続の4度目、 女子の雑賀は初優勝となった。

【男子決勝】
雑賀35(8、13、8、6) - 芦原25(6、11、2、6)
雑賀は、 第1ピリオド、 大浦北斗を軸に若林辰や西村渉などが速さを生かして点を積み上げ、 大浦のロングシュートなどで8点加えた。 対する芦原も4番豊川裕基の活躍で6点奪い接戦。
両チーム主メンバーがそろった第2ピリオドでは、 雑賀の小畑雄生と4番榎本昂平を中心にパスの連携で、 13点の加点。 芦原もこれに食らいつき、 シュートなど技が光った中田竜輝や小原凌紀のランニングシュートなどで追い上げを見せ、 11得点とした。
第3ピリオドは、 雑賀が優勢のまま若林が芦原のディフェンス陣の間を縫うようにドリブルで切り込んでシュートを重ね、 8点。 芦原も粘るが、 2点しか加点できなかった。 流れを引き込みたい芦原は、 第4ピリオド、 豊川拓矢が隙をついたパスカットからシュートを重ねるなど追い上げを見せるが、 雑賀も榎本、 小畑、 栗山正大がパスの連携からシュートを確実に決めてこのピリオドを6 - 6で守りきった。
雑賀の榎本主将は 「優勝することができてうれしいです」 とにっこり。 大浦は 「ロングシュートが決まり、 チームに貢献できてよかった」 とうれしそう。 9得点をチームに献上した小畑は 「得点につながるパスを意識しながら攻めた。 優勝できてすごくうれしい」 と笑顔で話した。

【女子決勝】
雑賀87(19、40、12、16) - 吹上18(5、4、7、2)
雑賀は、 第1ピリオド、 川端陽子、 山崎香澄、 松浦由佳などが速さを生かしたドリブルで吹上のディフェンス陣を華麗に破り、 19得点とリード。 吹上も4番安藤千遥や紀藤春佳などが苦しみながらも、 パスカットで雑賀の攻撃を切りながら反撃して5得点。
第2ピリオドでは、 雑賀が猛攻。 4番東山晴香と堀田咲希のコンビが抜群の機動力でコートを走り、 小西麻友、 三栖加佳理もドリブルからのレイアップシュートを確実に決めるなど、 このピリオドだけで40点を追加した。 反撃したい吹上は、 第3ピリオド、 西尾文那が連携パスからのシュートで4点を計上。 安藤、 紀藤も必死に食らいつくなど、 計7点を追加。
第4ピリオドは、 雑賀が4番東山のリバウンドなどゴール下の強さを生かしたシュートなどで16点とし、 吹上を突き放して87 - 18で勝利した。
雑賀の北方茉衣は 「県大会もこの調子で戦っていきます」 とガッツポーズ。 16点をチームに献上した東山主将は 「去年は負けて悔しかったけど、 ことしは勝つことができてとてもうれしい。 みんな練習した成果が出たと思う。 さすがの雑賀チームです」 と笑顔で話した。
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記念すべき初優勝を果たした雑賀女子

【男子】 〔1回戦〕 野崎26 - 20八幡台▽芦原22 - 17有功東▽東山東36 - 32宮前▽雑賀38 - 25吹上 〔準決勝〕 芦原45 - 16野崎▽雑賀62 - 42東山東 〔決勝〕 雑賀35 - 25芦原
【女子】 〔1回戦〕
吹上60 - 8貴志▽松江26 - 10八幡台▽雑賀49 - 5木本▽有功30 - 26芦原 〔準決勝〕 吹上44 - 18松江▽雑賀44 - 20有功 〔決勝〕 雑賀87 - 18吹上





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